特定行政書士とは(概要)
行政書士は官公署に提出する書類作成や手続代理を主業務とします。特定行政書士はそれに加えて、 行政庁に対する不服申立て手続の代理(行政不服審査法に基づく審査請求、弁明手続、口頭意見陳述の補佐 等) を行えるのが大きな特徴です。処分の見直しや救済を目指す場面で、手続の選択・主張立証・期日対応を実務的にリードします。
行政書士との違い(ポイント)
- 不服申立て手続の代理権(審査請求 等)
- 口頭意見陳述での意見陳述補佐・資料提出
- 処分理由の分析から主張立証計画まで一貫対応
対象となる典型場面
- 許認可の不許可・取消・停止 等の処分に対する見直し申立て
- 各種命令・指導に対する不服
- 行政手続の不備・手続保障の問題が疑われるケース など
サービスメニュー(概要)
各メニューは専用ページで詳しくご案内します。状況に応じて最適な手続選択と主張立証を設計します。
初期相談・処分分析
処分通知・根拠法令・事実経過を精査し、見直し可能性と手段(再調査の請求/審査請求 等)を診断。
- 法的論点と立証課題の抽出
- スケジュール・不利益回避の検討
- 見積りと進行プラン提示
審査請求書 等の作成・提出代理
審査請求書・弁明書・反論書・補充書の作成から提出、記録の閲覧請求・証拠整理まで一括支援。
- 主張立証方針の設計
- 資料の収集・整序(証拠化)
- 提出スキーム・期日管理
口頭意見陳述・期日対応
口頭意見陳述に向けた論点整理・想定問答・資料差替えまで、当日の同行・補佐を行います。
- 想定問答(Q&A)作成
- 陳述メモ・資料差替え
- 当日同行・対応補佐
執行停止申立て・不利益回避
重大な損害回避のための執行停止申立てや、期限・猶予・一部履行などの交渉・書面整備を実施。
- 要件充足の主張立証
- 緊急性・回復困難性の整理
- 並行対応の設計
主張立証・補充書面パッケージ
審理段階での追加主張・補充書、鑑定・専門意見の手配、反証構成など立証面を強化します。
- 反論ストーリーの設計
- 専門家意見の活用
- 記録閲覧・証拠化運用
決定後フォロー(是正・再申請 等)
認容・一部認容・棄却いずれの場合でも、是正対応、再申請や運用見直しの実務サポートを行います。
- リスク低減の実装支援
- 再申請・運用是正の計画
- その後の許認可運用相談
よくあるご質問
行政書士と特定行政書士はどう違いますか?
特定行政書士は、通常の行政書士業務に加え、行政不服審査法に基づく不服申立て手続の代理が可能です。審査請求・弁明手続・口頭意見陳述の補佐など、処分の見直しを目指す場面でより実務的に関与できます。
まずは何から始めれば良いでしょうか?
処分通知・経緯資料をご持参のうえ、初期相談・処分分析をご利用ください。手続選択・見通し・必要資料・費用感を明確にします。
ご相談・お問い合わせ
不服申立て手続の見直し可能性や最適な進め方について、まずはお気軽にご相談ください。