コラム
戸籍が何通か読めないとき:後払いNGで発送が止まる話
Q:郵送で戸籍を取るとき、手数料が足りなかった/多かったらどうなる?
A: 足りないと「追加分が届いてから発送」になり、いったん止まります。多いと差額の返金(定額小為替、まれに切手など)の準備が挟まって、遅延リスクが上がります。
夜になって「戸籍が必要だった」と気づく。でも、出生から死亡まで…などで何通になるか読めず、手数料を"だいたい"で入れたくなる。ここで一番痛いのが、不足=発送ストップです。
今日は制度の全体像ではなく、この「止まる/戻る」の1点だけを最短で整理します。
迷ったときの判断、まずこの7つだけ
1. 公式案内で「不足時の扱い」
多くの自治体は、手数料が不足すると連絡→追加分の到着後に発送と明記しています。ここが"止まるポイント"です。
2. 急ぐほど"不足しない設計"が最優先
不足は、追加送付+到着待ちが入るので、結果として日数が伸びやすいです(郵送の往復と、自治体側の処理が増える)。
3. 「多めに入れる」作戦はアリ。ただし"遅延リスク"もセット
ある自治体の公式案内では、多い場合は差額を定額小為替で返すと明示しています。返金の準備が挟まる分、処理工程が増え=遅延リスクが上がる前提で考えるのが安全です。
4. おつりの返し方は自治体で異なる(定額小為替/切手/混在)
「差額は定額小為替で返還」「定額小為替と切手で返還」など、複数の返し方を明示している自治体もあります。
5. 注意:おつりが切手で戻る="手数料を切手で払える"ではない
手数料の納付は定額小為替を求めつつ、おつりは切手で返す運用がある、という話です。ここを混同するとやり直しになりがちです。
6. 多めでも、やり方を間違えると"返送→やり直し"が起きうる
公式に「おつりが出る場合、場合によっては申請書類を一旦返送することがある」と注意している自治体もあります。
7. 結論:迷ったら"不足を避ける"/どうしても迷うなら確認を
自治体によっては「先に書類を送り、通数・手数料の連絡を受けてから小為替を送る」方式を案内している例もあります(※可否は自治体ごと)。
よくある勘違い
勘違い①:「不足しても、とりあえず先に送ってくれる」
→ 多くは追加分が届くまで発送されない運用です。
勘違い②:「多めに入れた方が早い」
→ 返金(小為替・切手など)の準備が増え、遅延リスクが上がることがあります。
勘違い③:「切手でおつりが戻るなら、手数料も切手でいい」
→ そこは別扱いです。
参考
以下の自治体の公式案内を参考にしています:
観音寺市「戸籍謄本等の第三者請求について」(不足→追加到着後発送 等)
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/8/55393.html
南国市「郵送による戸籍の証明書の申請方法」(多い→差額を定額小為替で返金 等)
https://www.city.nankoku.lg.jp/life/life_dtl.php?hdnKey=4268
太宰府市「定額小為替はおつりのないように」(おつりが切手で返る場合/返送の場合 等)
https://www.city.dazaifu.lg.jp/soshiki/7/37132.html
城陽市「郵便小為替はおつりがないように」(返還方法:小為替/切手 等)
https://www.city.joyo.kyoto.jp/0000010738.html
浦安市「郵便による各種証明書の請求」(不足があると"すべて到着してから発送"で日数増)
https://www.city.urayasu.lg.jp/todokede/testuduki/shomei/1000270.html
免責事項
本記事は一般的な情報提供です。実際の運用(不足時の連絡方法・返金方法・受付可否・必要日数)は自治体や個別事情で変わります。必ず請求先の公式案内をご確認ください。
