コラム
創業・新規事業を力強く後押し!起業家向け補助金の活用ガイド
「アイデアはあるけれど、資金が足りない」 「銀行融資はハードルが高い…」 「補助金って難しそう」
そんなお悩みを抱える創業期の起業家や小規模事業者の方にとって、補助金は“成長への一歩”を後押しする強力な選択肢です。補助金は原則として返済不要な資金であり、事業の成功を大きく加速させてくれます。
しかし、「種類が多くてよく分からない」「どこで情報を集めればいいの?」という声も多く聞かれます。
今回は、創業・新規事業で活用しやすい主要補助金の概要と、失敗しないための情報収集戦略、そして申請を成功させるためのポイントを、行政書士の視点からお伝えします。
1. 創業期に狙いたい!主要補助金3選
補助金は様々な種類がありますが、ここでは創業期・新規事業で特に活用しやすい代表的な補助金をご紹介します。
① 事業再構築補助金(成長枠・新規事業展開)
中小企業庁が管轄する大型補助金で、新分野への進出や事業転換を行う中小企業・個人事業主向けに支給されます。創業直後でも、「新規性」がある事業であれば対象になる場合があります。
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補助額: 最大7,000万円(※枠により異なる)
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特徴: 事業計画書の完成度が高く求められ、新規性や革新性が審査の大きなポイントとなります。
② 小規模事業者持続化補助金(創業枠・特別枠)
小規模事業者が、販路開拓や集客のための費用を支援する制度。チラシ作成、ウェブサイト制作、店舗改装など、具体的な販促に使いやすいのが魅力です。
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補助額: 最大200万円(創業枠)
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特徴: 申請のハードルが比較的低く、創業間もない事業者にも最適です。
③ IT導入補助金
業務効率化やDX推進を目指す中小企業に対し、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。創業期にこそ、会計や労務のDXを低コストで実現できます。
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補助額: 最大450万円
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特徴: 登録されたITベンダー経由での申請が必要です。
2. 補助金申請に失敗しないための情報収集戦略
補助金の制度は毎年改正されるため、「昨年の情報」では通用しません。次のような手段で、タイムリーな情報収集を習慣づけましょう。
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国の公式情報サイト: 「ミラサポplus(中小企業庁)」や「J-Net21(中小企業基盤整備機構)」は、信頼性が高く、補助金の情報が網羅されています。
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地域の支援機関: 「商工会・商工会議所」や「よろず支援拠点」など、地元密着の支援機関は、補助金だけでなく、創業計画書の添削や金融機関の紹介なども行ってくれます。
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専門家への相談: 行政書士や中小企業診断士は、最新の補助金情報を把握しており、自社の事業内容に合った補助金の選定から、事業計画書の作成支援まで一貫してサポートしてくれます。
3. 補助金申請を成功させるための実務ポイント
補助金は「申請すれば必ずもらえる」ものではありません。採択されるためには、審査員に「この事業は成長性があり、社会に貢献する価値がある」と認められる必要があります。
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事業計画を練り上げる: 審査で最も重視されるのが事業計画書です。「なぜこの事業を始めるのか」「市場のニーズは何か」「どのように収益を上げるのか」といった点を明確に、説得力のある内容に仕上げましょう。
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補助金の趣旨を理解する: 申請する補助金の趣旨(目的)を理解し、事業計画がその目的と合致していることをアピールすることが重要です。
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加点項目を意識する: 多くの補助金には、特定の要件を満たすと採択に有利になる「加点項目」が設けられています。
実際の現場でよくある「もったいない事例」
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補助金を知らずに全額自己負担で設備導入した。
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申請書を自力で書いたが、言いたいことが伝わらず不採択になった。
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実績報告や帳票管理が甘く、補助金の返還を求められた。
補助金は、「採択されてから支出」する必要があるなど、事前の準備やスケジュール管理、制度理解がカギとなります。
まとめ:補助金は“選んで、調べて、備える”時代
補助金は、創業・新規事業をスタートする起業家にとって、極めて有用な資金調達手段です。 しかし、その一方で「制度の複雑さ」「採択率のシビアさ」「事務処理の負担」というハードルも存在します。
だからこそ、事前の情報収集・専門家との連携・戦略的な活用が欠かせません。
HANAWA行政書士事務所では、創業者様・起業家様に寄り添いながら、補助金の選定から申請、実績報告まで一貫してサポートしています。 川崎市から**一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)**を中心に、補助金申請のサポートをしております。
まずは、ご自身の事業に合った補助金があるのかを一緒に探してみませんか?