コラム
【連載第8回】パピー・アッシュの成長日記と法務の豆知識
トリック練習の成功から考える「しつけ義務」と契約のチェック
🐾 愛犬エピソード:小さな成功と大きな自信
わが家のパピー・アッシュは、元気いっぱいのイタリアングレーハウンド。最近は「トリック練習」に挑戦しています。最初は「おすわり」さえ怪しく、じっとする時間は3秒が限界。家族全員が半ば諦めかけたときもありました。
けれど毎日ほんの数分でも続けるうちに、アッシュは少しずつコツをつかみ、先日ついに「お手」から「くるん」と回転するトリックを披露!誇らしげに尻尾を振る姿に、家族みんなが笑顔になりました。
小さな一歩の積み重ねが、確かな自信につながる――犬にも人にも通じる大切な教訓を、アッシュから教わった気がします。
⚖ 法務テーマ:しつけは義務?契約書ではどこを見ればいい?
1. 法律上の「しつけ義務」
ペットは大切な家族ですが、同時に社会の一員です。
日本の「動物の愛護及び管理に関する法律」では、飼い主は適切に飼養し、周囲に迷惑や危害を及ぼさないよう努めることが義務づけられています。
もし散歩中に犬が他人を噛んでしまえば、民法上の不法行為責任や動物占有者責任によって損害賠償を負うことになります。つまり、日常のしつけや管理は「愛情」だけでなく「法律上の責任」にも直結しているのです。
2. 契約書に目を通すべきポイント
犬を迎えるときや関連サービスを利用するときには、契約書が交わされることがあります。
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ペットショップ・ブリーダーとの売買/譲渡契約
健康状態やワクチン接種の確認に加え、しつけや飼育に関する取り決めが書かれていることがあります。特に「飼えなくなった場合の対応」や「再譲渡の可否」は確認が必要です。 -
ペット保険の契約
保険は「どんな事故が補償対象になるか」が重要です。しつけ不足や管理不十分による事故が補償外となる場合があるので、免責事項は要チェックです。 -
しつけ教室やドッグトレーナーとの契約
多くは「成果を保証しない」と明記されています。トレーニングの成果は犬の性格や環境にも左右されるため、契約の目的は「指導の提供」であることを理解しておく必要があります。
👉 大事なのは「条文そのものを覚えること」ではなく、どんな内容が書かれているかを必ず自分の目で確認することです。
✅ まとめ:今日からできるアクション
アッシュがトリックに成功したように、日々の積み重ねは必ず形になります。しつけは家庭の楽しみであると同時に、社会に対する飼い主の責任でもあります。
ぜひ、次のことを意識してみてください。
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愛犬と一緒に「小さな成功体験」を積み重ねること。
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契約書にサインするときは、健康状態だけでなく「しつけ」「飼育放棄時の対応」「免責事項」などの条項も確認すること。
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不安や疑問があれば、専門家に相談すること。
HANAWA行政書士事務所では、ペットに関する契約や法的なご相談も承っています。愛犬との暮らしを安心して楽しめるよう、しつけも契約も「少しずつ・確実に」取り組んでいきましょう。
🐾 今日の「小さなくるん!」が、明日の大きな安心につながります。